日記
2023-05-30 08:00:00
グレード
昨日は雨の1日でしたね。
一昨日は晴れて暑い日でしたが、その日に生徒さんがグレードを受検しました。
グレードはコンクールなどと違い、公開形式ではなく受検者本人のみ会場に入室します。
ある意味、面接のようなものです。
グレードに向けてレッスンで時間を取れる時には少しずつ練習を進めてきましたが、発表会やコンクールなどがあると、そちらに比重をかけることになりましたので、それが終わって3ヶ月ほどで集中して練習してきました。
ピアノを習う前から鍵盤遊びが大好きだったそうで、音を聴き分ける耳はとても良いお子さんです。
グレードは曲の演奏以外に、初見演奏、それに加えて生徒さんが受けたBコースは伴奏づけ、聴奏(メロディー、ハーモニー)も勉強しておく必要があります。
耳が良い生徒さんは聴奏は概ねパーフェクトに出来たのですが、ヘ音記号の音やト音記号の高音を読むのが苦手で、初見演奏と伴奏づけは思うように出来ない時もありました。
試験直前のレッスンで音符カードを貸し出すことにしたら、おうちでたくさん使って覚えてくれたようで、自信を持って臨むことができたと思います。
試験が終わって、お母様からメールをいただきました。
概ね満足できる出来で、試験官からお褒めの言葉をいただき、またこれからに向けてのアドバイスもしていただきました。
グレードを受けると決めてからはピアノの難しさを感じることがありましたが、乗り越えることができましたね!
生徒さん本人の頑張りはもちろん、あたたかく見守ってくださったおうちの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!